コーヒーを自分で淹れる方は、大体の分量をご存知でしょうか。
一杯分で10グラムから15グラムのコーヒー豆を使います。1日に3杯飲むとすると、一週間で200グラム以上は豆を使うことになります。そのため、同量のカスもゴミとして出てきます。通常は生ごみとして廃棄しますが、実は色々な使い道がある!と話題になっています。
性質を上手く活用しよう!
コーヒーは、臭いや湿気を吸引する性質を持っています。また、油分が含まれているため、磨く際に使用すると錆つきを防ぐこともできます。これらの性質を生かして、簡単に活用できるものをご紹介します。
コーヒー豆のカス有効活用の下準備
いくつか活用方法はありますが、なかには水分を蒸発させておく必要があるものもあります。蒸発させる方法は簡単です!
お皿やトレイなどの上に、薄く広げ水分を飛ばしましょう。重なりが多いと、上手く蒸発しないことがあるので注意してください。早く準備したい場合は、キッチンペーパーや新聞紙を敷いた上に広げると良いでしょう。晴れの日なら外で干すこともおすすめです。乾いたら下準備完了となります。
簡単な有効活用法
●臭い取りに
水気を切ったカスを、トレイや皿の上に広げるだけでOK!冷蔵庫のほかにも、台所やトイレに置いたり、生ごみにまいたりすると効果的です。また、乾燥させたカスを布で包んで靴箱に置いておくと脱臭効果があります。
●革靴や金属磨きに
水気を切ったカスを、ガーゼのような目の細かい布で包み、磨いていきます。コーヒーのオイルがワックス代わりになるためツヤがでます!
●針山の中身に
目の細かい布で内袋を作り、乾燥させたカスを詰めて閉じます。全体を外袋で包んで閉じれば針山の完成です!針山の中身に使うと、コーヒーのオイルが針の錆びを防いでくれる効果があります。
ここでは簡単に使えるものから、ちょっとした下準備がいるものをご紹介しました。コーヒーを飲むため、カスがたくさん出るという方は、ぜひご活用ください!