自分が受けるオーディションの大体の流れを把握しておきましょう
誰もが望み通りに進むとは言えません。俳優や声優など志す人は多いですが、採用される場は限られているので必然的にオーディションを経ることによって厳選されていきます。オーディションはこの他にも養成所や事務所所属などさまざまな場面で実施されますが、一般的なオーディションの流れはほとんどの場合同じです。
まずオーディションでは書類審査により応募者が厳選されます。
ここでは年齡や性別など基本的な確認事項の精査が行われますが、二段階選抜という意味合いの強い審査になります。とはいえ、応募者数が極端に多いオーディションの場合にはこういう書類審査も狭き門となり、特技や経歴などの光るものが無い場合には突破が難しくなります。さらにこの書類審査は写真による審査も兼ねているので、俳優やアイドルなど見た目が大切な職業の場合には特に厳しく審査します。
その後は書類審査から二次審査へのフローとなりますが、この段階で事務所やオーディション会場など対面での審査がスタートします。
基本的にはアピールタイムや質疑応答が行われますが、規模の大きなオーディションでは二次審査でも書類審査と同様にチェックを行い、三次審査以降に繋げます。大体のオーディションではこの三次審査の段階で演出家や事務所関係者など最終的な決定に携わる人物が関係するので、大きなアピールをする機会になります。実際俳優などが受けるオーディションでは、主役には落ちてもこの三次審査で演出家などの目に止まり別の役を獲得したというケースは多いので、気を引き締め審査に挑む必要があります。
先述のように書類審査から二次審査三次審査の流れが一般的になりますが、その後は関係者による合格者の審議が行われます。それらの期間はオーディションの規模や緊急性によってさまざまですが、その後は合格者へ事前に通知されることも多いです。合格者への事前通知の後にホームページなどで合格者発表が行われ、最終的な合格者の氏名や所属が発表されて、オーディション終了となります。